

「三途の川」を前にしたカルチャーショックに囚われている間に花は次々と


開花、季節はどんどん巡る。 「忍冬」、日本でもニンドウとも言われ、冬にも葉が青々していることから付いた名前だ。「受粉した花は色が変わる」と、別の本で読んだこともある。色が変わるのは、受粉を担当する虫の目から見えにくくするため。つまり、まだ受粉していない花に虫を導くために、受粉済みの花は見えにくい色に変わる、ということなのだ。「済み」って感じでしょうか。スイカズラは別名“忍冬”とも呼ばれる常緑の蔓性の植物で、英語名はHoneysuckle(ハニーサックル)、フランス語ではChevrefeuille(シェーブルフォイユ)と呼ばれ、花は白くその香りはジャスミンのような、清潔感のあるフレッシュな香りを持ち、レモンのような柑橘系の香りの部分も感じられる、まさに初夏にはピッタリの香りを持つ植物なのだ。スイカズラは、その蔓の巻く姿が美しい為か、洋の東西を問わず一つのデザイン(文様)として古い時代から使われて来ている。日本で唐草と呼ばれるデザインは、一般的にはこのスイカズラ(忍冬)の蔓や葉が絡み合って延びている様子を図案化した模様であり、遠い昔にギリシアで考案されたリズミカルな模様が、インドや中国を経て、仏教美術の装飾用として伝わり、日本風のデザインになって行ったものと考えられている。テイカカズラはキョウチクトウ科テイカカズラ属のつる性常緑低木。有毒植物である。 和名は、式子内親王を愛した藤原定家が、死後も彼女を忘れられず、ついに定家葛に生まれ変わって彼女の墓にからみついたという伝説に基づいた話なのだ。
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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