近畿・東海地方で「春一番」発表
2018/03/01 10:46 ウェザーニュース
きのう28日(水)からきょう1日(木)にかけて、低気圧が発達しながら日本海を進んでいます。
この影響で、日本列島では強い南よりの風が吹き、東海地方では昨日28日(水)に、近畿地方ではきょう1日(木)に「春一番」が吹いたと発表されました。
※九州北部・四国・中国・北陸地方では、今年はすでに「春一番」が発表されています。
>>現在の風の強さは?
各地の風の状況
<各地の最大風速(1日(木)10時まで)>
大阪 9.8m/s
神戸 15.6m/s
和歌山 20.6m/s
<東海地方の最大風速(昨日28日(水))>
名古屋 9.6m/s
岐阜 7.5m/s
津 11.6m/s
静岡 5.7m/s
春一番とは?
春一番は立春を過ぎて最初に吹く強い南風のことを指し、地域によって定義に違いがあるものの、平均風速7~8m/sが一つの目安になります。
春一番が吹いた日は、気温が上昇。翌日は西高東低の冬型の気圧配置となり、寒さが戻ることが多い傾向にあります。
(地名) (基準)
九州南部 8m/s
九州北部 7m/s
四国 10m/s
中国 10m/s
近畿 8m/s
東海 8m/s
北陸 10m/s
関東 8m/s
※春一番は、立春から春分までの期間としているため、発生しない年もあります。