

ヤマシロギク、シロヨメナ、シラヤマギクなど、姿を見るだけで見分けなど判別できないモノを、名前を聞くだけで区別など不可能。ましてや、名前を聞いてイメージなど想い浮かぶハズもない。これら名前とイメージが複雑に絡み合う野菊の一群、いろいろ調べたけれど、シロヨメナをヤマシロギクの別名としたり、その逆としたり、シロヨメナとヤマシロギクを混同する記載も結構目立つ。シロヨメナとヤマシロギクはともにノコンギクの亜種であり、別種。ヤマシロギクは東海地方以西に分布し、シロヨメナの分布は本州~九州。「シラヤマギク」は「ノギクの仲間」で、日当たりが良く湿性のある場所からやや乾燥した場所に自生する多年草。白色のキク型の花を皿型(散房状)につける。花弁(舌状花)の数が他の仲間よりもはるかに少なく、花弁と花弁の間に明らかな隙間があり、日本各地から北東アジアに分布。関東地方には、ノコンギク、カントウヨメナ、ユウガギク、シラヤマギクやシロヨメナが分布。これらは互いに似ている。他にリュウノウギクも分布するが、花期が一カ月以上遅く11月の声を聞くころに花をつけるので区別は容易につく。詳しい記述を拾い集めて書き綴ってはみたけれど、なにひとつとして整理は付いていない・・・「白山菊は、アンバランスの美学」とでも結んで置くか。。。苦し紛れの投稿に寄せられた、お馴染み、秋の月さんの歌、転載させていただきました。
すすき観て 森の木陰に 分け入らば
不揃いの花 白山菊かな・・・秋の月
◆シラヤマギク(白山菊)キク科シオン属 =
松江の花図鑑=
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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