

「松風草」ミカン科マツカゼソウ属の多年草。思わず「涼風誘う・・・」などと書き綴ってしまう・・・名前から受けるイメージをうまく体現しているのが松風草で、日本にはミカン科の植物は多数あるけれど、マツカゼソウはその中で唯一の草本でもあり、日本列島にしか生育しない日本固有種。今や貴重な植物なのだ。それが、今ではシカの増減を判定される植物の一つにもなっていると言われる。どちらかと言えば、日当たりの悪い林床に自生する多年草であり、小さな葉が3つ集まって、それがまた3つ集まって、さらにまたそのかたまりが3つ集まって、いわゆる、3回3出羽状複葉(葉軸が3回分岐して枝分かれして三枚の小葉からなる葉を先端と左右に並べるてつける)で、地際に広げる。最近は、非常に増えていて大きな群落になっているところも多く、臭いのせいでシカが食べるのを避けるのだという。マツカゼソウは、シカの不嗜好植物の一つなのだ。秋の月さんが何気なく呟かれた独り言と言えるようなコトバが「マツカゼソウ」を語り尽くしている・・・と、勝手に引用転載させていただきました。
そよそよと 風に揺れるは 松風草・・・秋の月
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
click!
- 関連記事
-