

花は午後開花し、数時間経つと散ってしまうと言われているのだが・・・梅雨、本番・・・小雨混


じりの風雨の中、風に大きく煽られながらもシャキッと伸ばした花茎に数㎜の黄花を開花している姿を見せているのは「キバナノマツバニンジン」であり、日本に元より自生するのは「松葉人参 アマ科 アマ属(マツバナデシコ)」本種のみで北海道から九州まで分布していたが、(最近は北アメリカ産のキバナノマツバニンジンが増えつつあるそうだ)。今や自生地は極めて限定されるようになり、個体数も非常に少なくなって、環境省が絶滅危惧1A類に指定している。これは「絶滅の半歩手前」にいるような状況なのだ。現在では花をつけた個体数を数えるのに片手で足りるという、危機的状況に追い込まれているのだという。それに加えて開花している時間が短いので、見ることすら難しいのだという。一方の「キバナノマツバニンジン」は北アメリカ原産の帰化植物。造成地などの荒地に生育する一年草。この植物に出会ったとき、葉が茎に沿って立っていることが不思議なのだった。せっかく面積のあるちゃんとした葉を作っておきながら、それを十分に活用していない。コレも生命持続のための適応形態の一手段なのだろうか。葉が日照条件に合わせて開閉するかについては、精確な観察もしていないけれど、茎は細くてもしっかりと立ち上がり、上部で分枝して点々と直径1~1.5cm程の黄色い花を咲かせていた。
◆キバナノマツバニンジンアマ科/アマ属=
植物生態研究室(波田研)=
◆マツバニンジン (マツバナデシコ)松葉人参 アマ科 アマ属=HiroKen 花さんぽ=
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
click!
- 関連記事
-