

ハナウドは里山の草地にもよく現われ、山際の草地や棚田や水田の土手などにも姿を見


せる。ここでは水田の土手に、スギナ、スイバ、ウマノアシガタ、ヨモギ、ノアザミなどとともに見られた。花時には2mにも達するハナウド(セリ科ハナウド属)の早春のロゼット状の若葉を「ウドナ」と呼んで食べるが、西播磨の一部の地域を除いては、殆ど知られていないローカルな山菜であるらしい。また、アイヌ文化では、茎を生であるいは焼いて、また煮物料理にするなどして食べ、干して保存食にもするとか。ヒメザゼンソウと並び特に重要な「神の野草」ともいわれ、儀式の際の供物とされる地域もあるらしい。また薬にしたという地域もある。里山や山間の草地、原野に生育する越年草ときに多年草。根は太く、茎は中空で直立し、上部は分枝し、高さは1mにもなる。花序径は約18cmで、かなり密に白花をつけ、頂生のものは稔り、側生のものは雄性で稔らないものが多く、周辺花の外側の1花弁は大きくなる。
今回も、秋の月さんより歌が寄せられ、転載させていただきました。
有り難うございます。
大輪の 山辺の里の
独活の花 背伸びして見る
我が身老いたる・・・秋の月◆ハナウド(花独活・セリ科ハナウド属 )-初夏の花・=(
西宮の湿生・水生植物)=
◆ウドの語源=
植物名の語源=
◆草木の話
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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