

夏の終わりの頃、野ではノアズキ、ヤブツルアズキ、畑ではアズキの黄色い色が目立ち、いずれもそっくりな花を付ける。初秋にかけて野原や土手で目立つ黄色い花・・・「ノアズキとヤブツルアズキ」。花が小豆(アズキ)にそっくりな為、野小豆(ノアズキ)、藪蔓小豆(ヤブツルアズキ)の名があるが、蔓性(ツル性)であるところがアズキと異なる。花だけでは見分けは難しいけれど、葉の形はかなり違いがはっきりしていて、一部の葉が三裂し、ノアズキの菱形の葉とは明らかに違う事が分かる。さらに豆果の形は全く異なる。アズキの原種であるとされているのがこのヤブツルアズキなのだ。ヤブツルアズキが改良されたアズキは2000年程前に中国から伝わったとされ、美しい赤色に呪術的な意味合いを読み取り、古くから魔除けに用いられ、めでたい席の赤飯等に使われたという。
◆ヤブツルアズキ(マメ科 ササゲ属)=
植物図鑑・撮れたてドットコム=
◆ヤブツルアズキ・アズキ・ノアズキ=
福原のページ(植物形態学・生物画像集など)=
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
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