

従来の図鑑を見れば、ノラニンジンは栽培種が逃げだして野生化したものとしているが、素人目にはその逆で、ノラニンジンこそが栽培ニンジンの野生種と思われる。英語でも Wild carrot である。簡単に野良犬がオオカミになったり、野良猫がヤマネコになるとは思えないからである。そもそも、栽培ニンジンが日本に渡来して以降の栽培の歴史はそれほど長くないはずである。 「ノラニンジン」の名はもちろん「野良人参」の意で、野良犬、野良猫を持ち出すまでもなく、いかにもたくましそうな印象がある。ヨーロッパ原産とされ、今や世界各地で旺盛に繁殖して、共通の景観を形成するほぼコスモポリタン種(汎存種)のひとつとなっている。小さな花を円盤状に付けて、英語では実に上品なクイーンアンズレース Queen Anne's lace (アン女王のレース)の名もある。
より一部抜粋転載させて貰った。
『ノラニンジン(セリ科ニンジン属の2年草)
-ノラニンジンは食べられるのか-』
◆ ムカゴニンジンの花・・・【Aladdin's cock】

↓オモロナイ!写真がイマイチ!・・click!
