

アヤメ科の多年草。本州中部以西の山野に自生。剣形の葉が2列に互生し、扇形に広が


る姿からこの名がある。この花は、緋扇(ひおうぎ)、檜扇(ひおうぎ)などその名に関わる記


述が多く、和名として“カラスオウギ(烏扇)”とも呼ばれていて、黒い光沢のある種子がカラスの羽を表し、葉の出方が桧の薄板で出来た扇のような形になるのに因み、烏扇(カラスオウギ)と名付けられたが、その後、花が鮮やかな緋色をしているので、花色に着目した“ヒオウギ(緋扇)”という名が生まれたとされている。万葉集には、81首も詠われていながら、全て、球形で光沢のある漆黒色の種子を“ヌバタマ(射干玉)”と称して黒・夜・闇・夢などの枕詞として詠われていて、花を詠ったものは一首も無いという記述もあり、ヌバタマ(射干玉)は、ウバタマ(鳥羽玉)とも詠んだらしい。緋色(ひいろ)は、本来は茜染めの高級織物の意味で、植物のアカネの根を原料とする茜染の一種。濃く暗い赤色を茜色というのに対して、最も明るい茜色を緋色という。
◆ヒオウギ(アヤメ科アヤメ属)=
松江の花図鑑=
◆ヒオウギ緋,扇(ひおうぎ),射干(やかん)アヤメ科アヤメ属=
イー薬草・ドット・コム=
◆たのしい万葉集: 緋扇(ひおうぎ)を詠んだ歌◆檜扇(ヒオウギ)とは - コトバンク
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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