

「みちのくの 忍ぶ(信夫)もじずり 誰ゆえに
乱れそめにし 我ならなくに」・・・(古今集)
(しのぶもじずりのように私の心はちじに乱れています。
コレは誰あろう、アンタのせいですよ!。)
昔の高貴な御方はどこまでも優雅であったらしい。日当たりの良い野原や芝生の中に生え、花は赤味がかったモノからピンク系、稀に白花もあり、日本、東南アジアに広く分布する。ネジバナの付き方は、主に染色体勢の1遺伝子によって決められているという研究結果が昔にあるそうだ。また、螺旋のない直線型の変異体もあるそうで、花の並び方は包葉と呼ばれている花の下にある特殊な葉の付き方で決まり、その包葉より古い包葉がどこに配置されていたかによって決まる。新しい包葉は古い包葉からなるべく離れた位置にできる。螺旋葉序が1:1で出現するのが一般的で、ネジバナの花の巻き方に二つあることは、むしろ普通であるといえるのだ。
◆しのぶもぢ摺(信夫文知摺)について
=「俳聖 松尾芭蕉・芭蕉庵ドットコム」=

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