

竜胆の咲く頃が巡ってきた。二日続けて(いずれも午後)、広範囲に溜池の土手を歩き回り、すでに開花中のモノが数本と、ここ数日中に開花すると思われる竜胆を十数本確認した・・・現在は、オケラとセンブリが開花中。りんどうの根から「りんどうこん」という胃薬がとれるが、根や根茎を咬むと非常に苦く、中国で熊の胆よりさらに苦いというので竜の胆嚢という意味の竜胆(りゅうたん)の名が付けられ、日本ではその竜胆を「リュウタン」と音読みをしていたが、それがいつの間にか転訛してリンドウ(竜胆)と呼ばれるようになったのだといわれている。花は秋遅くになって咲き始め、霜が降りる頃まで開花しつづけ、リンドウ(竜胆)が咲く頃になると、山は紅葉の季節となる。疫病草(エヤミグサ)とも呼ばれ、開花時期は秋。花は晴天の時だけ、綺麗な濃紫色の釣り鐘状の花を数個つけ、かっては、水田周辺の草地やため池の堤防などに、リンドウ(竜胆)やアキノキリンソウ(秋の麒麟草)などの草花がたくさん自生していたが、それは農業との関係で定期的に草刈りがなされて、草丈が低い状態に保たれていたためだった。最近になって、そのような手入れのはいる場所が少なくなったため、リンドウ(竜胆)をはじめこれらの山野草は見る機会が少なくなってしまい、リンドウ(竜胆)を探すことも難しくなってしまっている。
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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