

「ヒメジョオン」という花がある。ヒメジョオンは漢字に直すと「姫女苑」になる。「姫」は「小さい」、「女苑」は「中国産の野草」を表す。ハルジオンに対比させてヒメジオンと呼ぶことがあるけれど、これは誤りで、標準和名は「ヒメジョオン(姫女苑)」なのだ。また、「ハルジオン」を「ハルジョオン」と呼ぶ間違いも見られる。ヒメジョオンはハルジオンと入れ代わるように春の終わりから咲き始めて秋まで咲いている・・・ヒメジョオンは北米からの外来種なのだ。ヒメジョオン(姫女苑)とハルジオン(春紫苑)は、花がよく似ていて混同してしまうことがあるけれど、ヒメジョオン(姫女苑)の方が背が高く、花は小さくて数が多く、根本がすっきりしている。これに対して、ハルジオン(春紫苑)は、背は低く、花は大きくて少なく・・・根本に葉がある。ヒメジョオンは茎が伸びると、根元の葉は無くなり、茎からストレートに伸びる細長い葉だけになる。名を呼ぶ時から迷い始める「紫苑と女苑」、私が見た「姫女苑」は今が一番美しい時期ではないかと想う。専門家の記述によれば、1個体あたり47,000以上の種子を生産し、その種子の寿命が35年と長いので、驚異的な繁殖能力をもっている。したがって、駆除が大変難しいと言われている。
◆ヒメジョオン(姫女苑)=(
松江の花図鑑)=
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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