

秋の雨が降り、やがて「彼岸」・・・通りかかった土手には、天を突く真っ赤な彼岸花の隊


列が続く・・・コノ時期、定番の農村景色が展開されている。私は未経験だが、毎日、観察をしていると、一日に10cmも伸びることも珍しくないという・・・スルスルと伸びていくというのだ。彼岸花のことを「曼珠沙華」とも言うけれど、昔から人の生活の中にあった里の花には、燃え上がるような力強さや、一気に咲いたかと想えば、直ぐに枯れてしまう儚さも併せ持ち、人々の心には深く捉えられていたようだ。その呼び名も地域によっていろいろあるようで、研究家の調査では1140もあるという。そんな中のひとつに「はなしぐさ」という名があり、これは、花のある時期には葉がなく、葉のある時期には花がないという特徴から来ているようで「葉見ず花見ず」という名もある。晩秋から春の間に溜め込んだエネルギーを、夏の終わりから初秋に消費し尽くすという「分離した生活」スタイルこそ、彼岸花の見事な戦略なのだ。ありふれた秋の景色に、秋の月さんより、歌が寄せられていた・・・素朴に歌い上げられた秋景色・・・エエ歌やと想います。無断転載ご免。
彼岸花・・・
朝陽観て 夕陽眺めて 暮れ残る
黄金色やら 曼珠沙華
・・・秋の月
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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