

ナナフシ目 ナナフシ科 オスは濃褐色でメスよりも細いが、通常、メスだけで単為生


殖を行うため、滅多に見つからない奇妙な昆虫。ナナフシは小枝によく似ている。木の上を生息環境としているので、地球上で最も効果的な自然の擬態が行える動物と言われている。歩く棒という意味の「ウォーキング・スティック」とも呼ばれるナナフシの大きさは、体長が約1.2センチの北アメリカ産の小さな種から、体長が30センチを超えるボルネオ産の大きな種までさまざまだ。巨大なものは、脚を伸ばした状態で50センチ以上もあり、世界最長の昆虫として知られている。メスは通常、オスよりも大きい。ナナフシは熱帯や亜熱帯地方で見かけられることが圧倒的に多く、温帯地方に生息する種もいるが、森林や草地で葉を常食としており、夜行性で、日中はほとんど動かずに植物の下に隠れている。メキシコに生息するファノクレス・ホルニという種のオスは、とにかく交尾をしたがるらしい。メス1匹に3匹のオスが同時に交尾していることもあったり、枯れ枝と交尾しているオスもいたりするそうだ。学名のホルニは、「性的に興奮状態の」を意味し、この昆虫の幼生の触角を切断してみると、やがて起こるべき再生のうち、約30%では、元どおりの触角ではなく、脚が作られてくるというのだ。 この奇妙にもドラマチックな変化こそは、実は今日の、遺伝子の働きによる形態形成・発生の研究の隆盛をもたらした基礎に通じるものなのだった。
◆孵化したナナフシ・・・(
【Aladdin's cock】 )
◆G線上のアリアからラヴィアンローズへ・・・七節物語(
【Aladdin's cock】 )
◆ナナフシの「七不思議」=(
ナショナルジオグラフィック日本版サイト)=
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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