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海を渡るチョウ・・・「イチモンジセセリ」

イチモンジセセリイチモンジセセリ 「イチモンジセセリ」、イネツトムシとも呼ばれ、この蝶には小さな可愛い蝶というイメージしか持っていなかったけれど、実は、大変な害虫である上に、海を渡るタフな蝶でもあることを知り、またまた驚いた。イネ科の雑草で越冬し、成虫は年3~4回現れる。越冬世代成虫は6月上旬~中旬、第1世代成虫は7月中旬~8月上旬、第2世代成虫は9月上旬~中旬に現れる。9月~10月に第3世代成虫が現れることもある。イネに害を加えるのは、普通期栽培では第2、3世代幼虫(7月下旬~8月中旬、9月中旬~下旬)で、イネの葉を数枚つづり合わせて「つと」(苞)様の巣を作り、昼間はこの中に潜み、夜出て葉をむさぼり食う。幼虫は3週間くらいで、つと内で蛹になり、穂が出る前後が加害最盛期と言われる。害虫「イチモンジセセリ」の渡りについて面白い話はないかと探していたら、蒼樹書房・日浦勇著「海をわたる蝶」についての記述があり、その中に「相変異(ソウヘンイ)」というコトバがあり、読み進めていくウチにイノチ(生命)の不思議に感嘆、以下、少し引用させて貰った・・・昆虫には、幼虫が育っていくときの密度によって、成虫になってからの生理や形態、行動に差が生じることがある。バッタもウンカもアブラムシも蝶々も。とくに翅(羽)の変化がよく目立つ。低密度で育った昆虫は羽化すると翅(羽)が短く、体の脂肪も少ない。ところが高密度で育った虫は翅が長く、脂肪が多く、集合性が高い。そういう成虫たちは翅(羽)の色も濃い。おまけに低密度型が湿潤を好むのに対して、高密度型はある程度の乾燥でも平ちゃらなのだ。これが相変異であるが、イチモンジセセリはこの相変異によって春から夏にかけて高密度発生をくりかえして、一挙に移動力に富んだ成虫となったと推理されるのである。体力抜群の連中なのだ。こうして山を越え、海を渡る蝶が出現した・・・イチモンジセセリの「相変異」という話。

◆相変異 (動物) - Wikipedia
◆イチモンジセセリ=(大阪市とその周辺の蝶)=



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時々、照れ隠しに『淫蕩火』を名乗るエロ老人。



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