

いろんなところで野菊を眼にする季節になった。ノコンギク、ユウガギク、ヤマシロギク、さらにヨメナなどをひっくるめてノギク、野の菊という。本来のキクと区別してのこと。キク科にはキク属以外にもシオン属,ヨメナ属などがあり,おなじみのノジギクはキク属で開花は主として十一月、と遅い。シオン属のノコンギクやヨメナ属は,八月ごろから咲いていて,晩秋にまで咲きつづける。本来のキクは野ではなく栽培され、丹精こめてつくられ、とっておきが菊花展に出品されたり、華やかな菊人形がつくられたりする。同じキク科であっても、ノギクはまるでちがう。ひっそりと野にあって、つつましやかなのだ。痩せ地や河原、山地といった条件の悪い土地でも逞しく育ち、白や黄色の清楚な花をつける。そんなところが人に愛されてきたのだろう・・・句集や歌集には必ずと言っていいほど、野の菊が登場している。
◆野菊(ノコンギク・ヨメナ・オオユウガギク)の区別点=
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◆ヨメナ =
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↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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