

我々、人間どもは勝手なもので、よく話題に上るような花や植物しか取り上げる価値もない


ように思い込んでいるフシがある。ナニもない・・・というより、目立つ花など咲いていない畦道を歩けば、普段は気にも止めない雑草や、地味な花が目に止まる・・・どれもみな、自然界の産物であるということに於いて等価であるはずなのに・・・である。この「アキカラマツ」も、そんな花のひとつなのだ。当然、名前など知るハズも無し、「お尋ねサイト」のお世話になり、同定、確認に至ったという次第・・・こんなコトを繰り返す度に“自然界の中の、一存在にしか過ぎない人類の思い上がり・・・”に、「謙虚であれ・・・」と想うことしきり。。。「アキカラマツ」は現代では雑草でしかないけれど、かつては高名な薬草であった。キンポウゲ科の花なので、アルカロイドを含み、ウシイヤグサ(牛嫌草)とも呼ばれるように、牛も食べない毒草ではあるが、処理すれば苦味健胃薬となり、太平洋戦争中は正式な胃腸薬の代用として用いられたと言われる。7月頃から淡黄色の花が開花を始めるが、花弁を持たず、花弁のように見えるのはガクである。このガクも早く落ち、雄蘂の葯だけが目立つようになる。
◆アキカラマツ (キンポウゲ科 カラマツソウ属)=
(Y.HADA'S Home Page)=
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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