

初代神武天皇が、“区宇(あめのした)”を平定し、国を巡行したとき、丘の上から国の様子を


見て、こう言った。
「ああいい国を得たなぁ。本当に狭い国ではあるけれど、まるでトンボが

「臀(となめ)」しているみたいだな」( なんと素晴らしい国を得たことか。 狭いながらも美しい。

蜻蛉(あきづ)トンボが交尾しているように、山々が連なって見えるなあ)と、 国の形を話された。これによって、秋津洲(あきづしま)の名がついたのだ。そもそも日本は神の “まぐはひ” で生まれた。イザナキとイザナミという男女神が “みとのまぐはひ” をして、次々と島々を生んでいって出来た国土が日本であり、日本の神々だ。それが“となめ”が出てくるのと同じ『日本書紀』にも、『古事記』にも堂々と書いてある・・・「キイトトンボ」の、熱のこもった交尾シーンに見入っていたら、偶然なのか、それとも隙あらばと狙っているのかは図り兼ねるけれど他のオスがやって来て、ジッと眺めている。小さなトンボの交尾ではあるけれど、すでに10分は繋がったまま、キイトトンボは動きが柔らかく、ゆっくりとくねらせるカラダの動きに連れて、その息づかいまでが聞き取れるようで、見てはいけないものを見ているというか、淫靡な感じさえして来るのです。♀の腹部先端と、♂の胸部下が繋がって、ハート型が成立するのだが、イトトンボ類は縦長のちょっとイビツなハートを描くのに対し、カワトンボ類は体が良く曲がるため、より端正なハートマーク形状になるといわれている。
◆「となめ」=(
大塚ひかり「訳せない、訳したくない古典のことば」)=
◆キイトトンボ=(
昆虫エクスプローラ)=
◆となめの意味 - 国語辞書 - goo辞書◆みとのまぐわい【まぐはひ】の意味 - 国語辞書 - goo辞書
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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