

この時期、里山へ入れば必ずと言っていいほど目に入るウツギの白い花、昔から歌に出てく

るウツギはユキノシタ科のもので、枝の髄が空洞になってまさに「空木」なのだ。ウツギと呼ばれる落葉灌木は3種類あり、ユキノシタ科、スイカズラ科、フジウツギ科のどれかに属する。ウツギについて調べる度に気になっていながら、次の年になれば見事に忘れ、また次の年と・・・繰り返しながら未だに観に行っていないのが、「ウツギノヒメハナバチ」。梅雨入り前の晴れた日が続く頃、寺の境内の前庭は、成虫になって土の中から出てきたハチが辺り一面に飛び回るらしい。ハチが飛び出した土の表面は穴があいて盛り上がり、月のクレーターのようになるという。その上を、最盛期には何万というハチが乱舞する光景が観られるというのだ・・・境内にこのハチが住み着いたのは、100年以上も前からだといわれ、境内の土壌が、営巣場所として最適だったらしいということ。現在ではその数も最盛期にはほど遠く、かなり少なくなっているらしいが、いちどは観てみたいものだ。
◆ウツギ(ユキノシタ科 ウツギ属)=
(Y.HADA'S Home Page)=
ウツギノヒメハナバチ
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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