

ハンゲショウと思い込んだまま、ブログ記事を書くにあたり、はたと思い至った「コレこそ、似てはいるが、非なるモノではないか・・・」という想い。ハンゲショウは確か草本であったはず、撮ってきた画像は高さもある木本なのだった。あれこれと調べていく内に、画像は白化したマタタビの若葉で、マタタビ科マタタビ属の落葉蔓性木本で、6~7月に白い花が咲き、梅の花に似ているので、別名は「夏梅ナツウメ」ともいわれる。この時期に目立っているのは枝先についた葉の上半分、または全部が白色に変色した姿で、花は余り目立たない・・・などの記述があり、撮ってきた少ないショットを点検してみれば、葉陰に花らしきモノも確認できるけれど、撮影後2週間が過ぎた今となっては、まだ花が観察できるという保証は無い。マタタビには雄花、雌花、両生花と3種類の花が咲く。果実にマタタビミバエが寄生すると虫こぶができる。これに熱湯をかけて、乾燥したものが生薬の木天寥(もくてんりょう)で、果実は生食のほか塩漬けで食用にもする。サルナシもマタタビの仲間で、よく熟した果肉は芳香があり、秋のおいしい木の実のひとつ・・・といったところが「マタタビ」についての一般的な解説。また、「マタタビとネコ科の動物」の話として、マタタビを嗅ぐとネコ科の動物は恍惚状態に陥り、ゴロニャン・・・とハイな状態になるワケで、転げ回ったり大暴れしたり、ケンカっ早くなるのもいるとか・・マタタビは中枢神経、つまり脳みそ関係に麻痺を起こし、性的興奮もあり、喉を鳴らし、目を細め、よだれを流して眠りはじめるとも言われている。マタタビに含まれている揮発性のマタタタビラクトンという成分がネコの大脳をマヒさせ運動中枢や脊髄などの反射機能を鈍らせることで起こるらしい・・・人間にとっての麻薬のようなモノ。これらの物質がどうして猫を初めとするネコ科動物だけに作用するのか、ということに関しては、まだ不明確な部分が残されている。
◆マタタビ(マタタビ科 マタタビ属)=
(Y.HADA'S Home Page)=
◆日本自生のマタタビ属植物=(
日本自生のマタタビ属研究)=
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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