「国民歌謡」というラジオ番組からのヒット曲といわれ、作詞の喜志邦三は、早稲田の英文学科卒。29歳のときに神戸女学院の教授となった喜志は、翌年30歳に結婚、歌詞の「あの新妻」は貴志のつれあいで、一説には教え子といわれている。作曲の内田元は、東京は築地生まれ。東京音楽学校卒、東京シンフォニーを主宰していたが、新天地を求めて関西に来たのがこの歌が作曲される1年前。そして1年後、喜志と内田は、阪急西宮北口駅をはさんだ両側に住む「ご近所の間柄」となり、歌に出てくる市場は2人の地元「北口市場」のこと。同じ地元で、日常的に利用していた市場のにぎやかな様子を描いたという。
~春の唄~【由紀さおり・安田祥子】歌詞付:歌だよりVer.026-02
フォレスタ 春の唄 HD
春の唄
歌詞 喜志邦三
作曲 内田 元
1.ラララ 紅い花束 車に積んで
春が来た来た 丘から町へ
すみれ買いましょ あの花売りの
可愛い瞳に 春のゆめ
2.ラララ 青い野菜も 市場に着いて
春が来た来た 村から町へ
朝の買い物 あの新妻の
かごにあふれた 春の色
3.ラララ 啼けよちろちろ 巣立ちの鳥よ
春が来た来た 森から町へ
姉と妹の あの小鳥屋の
店の頭にも 春の唄
4.ラララ 空はうららか そよそよ風に
春が来た来た 町から町へ
ビルの窓々 みな開かれて
若い心に 春が来た

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