

コモウセンゴケの花が咲く頃ともなれば、同属のイシモチソウの開花も近い・・・と、数日前


から予測。以前からマークしていた水が滲み出す池畔、岩場の辺り数カ所を見回り、陽当た


りのいい岸壁に並ぶイシモチソウの白い花、数本を確認した。先ずは撮影と接近してみるけれど、虫を捕らえている美しい葉は皆無だった。時間的にまだ早いのか、それとも虫の絶対数が少ないのか・・・獲物を捕らえていない状態の“食虫植物”は魅力半減・・・「親の因果が子に報い、かわいそうなのは・・・」呼び込みの口上にのせられ、入った見世物小屋は、まあこんなものだと分かっていても、ついつい入ってしまう異形のモノたちの誘惑・・・グロテスクなものには心惹かれる。怖いもの見たさという心惹かれる何か・・・異形のモノに魅入られ、時には、それまでの価値観さえ覆されるような体験をするのだ。その特異な風貌はなるべくしてなった進化の形ではあるけれど、ややもすれば、忌み嫌われ差別される異形のものたち。そのような姿になるに至ったイノチの時間を想うとき、そこには気の遠くなるような時間と、感動の物語が隠されていることに想い至り、あらためてその異形の姿に目を見張らずには居られななくなるのだ。石持草。モウセンゴケ科モウセンゴケ属の食虫植物。
◆モウセンゴケの仲間=(
植物図鑑・撮れたてドットコム)=
◆イシモチソウ=
(Y.HADA'S Home Page)=
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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