

スプリング・エフェメラルと呼ばれる“春植物”が次々と咲く・・・そして、いずれも早春の「儚い命」と


か「妖精」などと脆弱なイメージを被せられ、思い入れたっぷりに語られている。画像の「黄花甘


菜」も例外ではなく細い茎は柔らかくて、しっかりと起ち上がったモノを見ることは少ない。チョット

した風にもフニャリと倒れ、撮影にはいつも苦労する・・・同じユリ科で「春植物」の代表格「カタクリ」は、種子が発芽し花を咲かせるほど球根を充実させるまでに数年以上は掛かり、発育の状態により10年以上かかるモノもあると言われている。カタクリの、まだ幼い個体や発育の悪いモノは一枚の葉しか出さず、花も咲かせず、球根に栄養を蓄えることに専念し、球根が十分に発育するに連れて花を咲かせるようになり、やがて毎年花を咲かせることが可能な充実した個体になる・・・というのが春植物(Spring ephemeral)「カタクリ」のライフサイクルなのだが、これら「春植物」は芽吹いてから1~2ヶ月の間に、花を咲かせ種を作り、翌年の準備をしてから枯れ、消えていかねばならず、繊維組織に時間を割いている余裕は無く、多汁質・・・地上部の約90%が水・・・で、どれも茎は柔らかく水分の膨らみで姿勢を保ち、最も萎れやすい植物とも言われている。このキバナノアマナの近くではカタクリが花茎を伸ばし、つぼみを膨らませているところだった。
◆キバナノアマナ=(
西宮の湿生・水生植物)=
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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