「正月」に、子供時代ほどの思い入れも何処かへ失せた・・・とは言え、いつもとは異なった形で人々が大移動を繰り返すのも「正月」なのだ。親より大きくなってしまった子らを連れ、押し寄せては引き上げていく・・・寄せては返す波のように・・・そんな若い連中を、すでに「ボケの域」に差し掛かった老人たちが、これほどの思いやりは他にないだろう!?・・・と、ともすれば、固まってしまう老体に鞭打ちながら、心を籠めた接待に時を費やしてしまう・・・悔いなどあろうハズもない。。。こんなコトを想いながらホッと一息、YouTube を見ていたら、珍しくスケールの大きな詩を、高らかに歌い上げる若い歌手、森山直太朗に出会ってしまった。かなり前から名前は知っていたけれど、歌をじっくりと聴いたことはなかった。「人間はアンタが思っているほど万能でもなく、絶対の存在でもない」更に、「もはや僕は人間じゃない」と続く、人間サマのエゴと思い上がりを隠喩?、批判する姿勢に、またホッと一息つく。。。正月の朝。
森山直太朗
生きとし生ける物へ
作詞:森山直太朗/御徒町凧
作曲:森山直太朗
編曲:中村太知
やがて涙は渇くとて
風に吹かれちゃいられない
僕は君が思うような人間じゃない
そうさそんな人間じゃない
どうにかなるさと戯(オド)けても
どうにもならないことがある
これじゃまるでピエロか占い師
子等の放った御影石
たかが言葉と嘯(ウソブ)けど
されど言葉の摩訶不思議
かつて猿が手にした玉手箱
箱の中には何がある
嘘と真の化かし合い
それを眺める天邪鬼
何処も彼処も言うなれば極楽と
数の足りない七並べ
朝焼けは闇の向こう 真実は悲しいほど勝手なもんさ
生きとし生ける全ての物へ 注ぐ光と影
花は枯れ大地は罅(ヒビ)割れる そこに雨は降るのだろう
明日へと さあ進め 運命とは儚きあの旋律のようさ
生きとし生ける全ての物へ 注ぐ光と影
花は枯れ大地は罅割れる そこに雨は降るのだろう
生きとし生ける全ての物へ 注ぐ光と影
花は枯れ大地は罅割れる そこに雨は降るのだろう
僕は君が思うような人間じゃない
そうさそんな人間じゃない
もはや僕は人間じゃない

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