Aladdin's cock

日かげ いつか月かげとなり 木のかげ・・・山頭火       

紅色きわだつ秋の山・・・

mamusigusamamusigusa 夜来の雨が止み、冷気はらむ森の静けさの中でマムシグサの紅い果実が妖しく映える。コノ美しすぎる紅い
mamusigusamamusigusa色は何のために必要なのか・・・余計なことにまで想いを膨らませてしまう。なぜこんなにも目立つ姿をしているのか・・・いずれにしろ、この植物の姿や、その構造の成り立ちからして、かなり怪しい植物であることに変わりはない。雌雄異株の植物は少なくないが、このマムシグサも雌雄異株なのだ。大きく成長した株だけが雌になり、花を咲かせて紅い実をつける。小さいものは雄株になり、筒のようになった苞の中に萼(がく)も花冠も持たない雄しべ・雌しべだけからなる花がある。筒の内壁は滑らかで滑るので、落ち込んだ昆虫は雄しべか雌しべを足がかりにして上へ逃げようとしても、筒の上の方にはネズミ返しのような膨らみがあり、それ以上登ることもできず、また、その膨らみのために狭くなっているので飛んで逃げることも不可能なのだ。ところが、雄株では小さな虫ならば、苞の下部の合わせ目に隙間があり(マムシグサ詳細画像・参照=図8雄株,図9雌株 )、そこから外へ脱出することができるのだ。その時、苞の底にたまっている花粉にまみれた虫が、今度は雌の花序に入ったとすると、一方の雌株は、苞の合わせ目がぴったりと閉じていて逃げ出せなくなっている。昆虫は逃げ道をさがして歩き回り、結果的には運んできた花粉を雌しべに付けることになるのだが、最後は、花序の中で死んでしまう運命にある。そのため、雌株の花序の中には昆虫の死骸が多数見られるという。昆虫にとっては恐ろしい罠ということになり、人間にとっても有毒で、球根や葉にはシュウ酸カルシウムの針状結晶が含まれ、誤って食べると口からのどまでに激痛がはしり、無数の小さな針で舌を突き刺されるような感じになり、唾を飲み下すことすらできなくなるという。やはり、マムシグサは巧みに仕掛けられた妖しい花なのだった・・・。




◆マムシグサ詳細画像=(石川の植物)=
◆マムシグサとサトイモ科の肉穂花序
=福原のページ(植物形態学・分類学など)=
◆「校倉造(あぜくらづくり)」という独特の方法で、「ねずみ返し」
(アッと驚く豆知識: 今日は何の日?徒然日記)





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Tokira

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マイルス・デビスやチャーリー・ミンガスもいいけれど
浅川マキのセンチメンタルジャーニーにシビれるジャズ好き。
近頃は吉田日出子の「リンゴの木の下で」を聴いては
ホロリと黄昏れている・・・
時々、照れ隠しに『淫蕩火』を名乗るエロ老人。



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