Aladdin's cock

日かげ いつか月かげとなり 木のかげ・・・山頭火       

道草も楽し、秋の夕暮れ・・・

mukagomukago 秋、山の恵みは今が盛り、野山の植物にとっても実りの季節。木に絡まったツルにはアケビの果実や、ヤマノイモのムカゴがついている。ムカゴは茎の一部が太ってできる。コレは、土の中で芋ができるのと同じ仕組みなのだ。地面に落ちると翌年の春には芽を出し、ヤマノイモとして育ち、種の存続と増殖のための戦略なのだ。ヤマノイモはタネでも増えるけれど、軽くあまり養分を持っていないので成長が遅い。その代わりに風に運ばれ遠くで芽を出すコトができるので、それぞれに特徴がある。食べれば芋と味がよく似ていてなかなか美味い。山の恵みといえば、日本原産のシバグリがある。
kurisibaguriニホングリの品種は200種以上あるといわれ、山野に自生するのはシバグリ、またはヤマグリとも呼ぶらしい。小粒で甘味が強く改良種の土台になった。今回の山歩きではイノシシも、まだやって来ていなかったせいか収穫はかなりあった。食べ方もいろいろあるようだが、ムカゴはフライパンに油を少し引き、炒りながら塩を少々まぶし、酎ハイのアテにするのがイチバン・・・美味い!!シバグリは茹で、包丁で切り目を入れてスプーンで実をえぐり出し喰ったけれど、味はともかく、実が小さいので手間がかかる。野生種のシバグリはクリシギゾウムシが果実に卵を産むため、そのまま保存すれば幼虫が大量発
kurisibaguri生するので要注意。軽く茹でてから冷まし、冷凍しておいた栗を解凍すれば渋皮まで楽に剥くことができるという記述もあった。確かに小粒でも美味しい、改良種は大きくなった分だけ味は薄くなっているように思う。ムカゴにしろ、シバグリにしても、自然の恵みを食べる楽しみもあるけれど、「収穫するコト」の楽しみはまた格別だ。木の実を拾い集めるワケだが、当然、イノシシなど野生動物たちも目を光らせているワケで、タイミングを外すとすべて食べられてしまうのだ・・・陽が傾くのも忘れて夢中になるのは老人といえども変わりはない。青空文庫で高村光太郎の「山の秋」を読んでみたけれど、文章の中に登場する何気ないコトバが、よき時代の豊かな自然を彷彿とさせ心和む・・・秋の夕暮れ。


◆山の秋 高村光太郎=Google ブックス=









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Tokira

Author:Tokira
写真、山歩き。
マイルス・デビスやチャーリー・ミンガスもいいけれど
浅川マキのセンチメンタルジャーニーにシビれるジャズ好き。
近頃は吉田日出子の「リンゴの木の下で」を聴いては
ホロリと黄昏れている・・・
時々、照れ隠しに『淫蕩火』を名乗るエロ老人。



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