

沢から流れ込む水溜まりの縁に、小さな花が石の上を這う。過去に観たことのある花のようではあるけれど確信が持てず、調べていくうちに「ミゾホウズキ」ではないか・・・と想い当たり、過去のblog記事を検索したら
ミゾホウズキの黄色い花(
【Aladdin's cock】)というタイトルで一件だけ見つかった。3年半も前のことだ・・・やはり同じ白髪岳の登山道脇で撮っているが季節は5月・・・図鑑などを調べてみても環境の違いもあり、花期は5~8月と比較的長いけれど10月中旬に花を撮ったモノには見当たらず、この日も辺りを探してみたけれどこの花1輪だけであった。「ミゾホウズキ (ゴマノハグサ科ミゾホオズキ属)」名前は・・・溝に生えて、果実がホウズキに似るコトから来ているらしいが、果実は未だ見たことがない。ミゾホウズキの葉には「
水孔」という余分な水分を放出する管があるらしい。全ての植物の葉に備わっているわけではないらしいが、空気中の湿度が高いため、根から吸収した水分が蒸発していかない時に「水孔」から水分が放出されるという仕組みなのだ。植物体内の水分は、昼間は活発な光合成を行うために気孔が開いており、水分不足となりやすい。晴天時の午後は、根からの水分供給が間に合わず、気孔を閉じざるを得ない状態になることもあるという。何気なく眺めている植物たちの、生き長らえるための素晴らしい戦略には驚かされるコトばかり。
◆ミゾホウズキ=Y.HADA'S Home Page=◆水孔=Y.HADA'S Home Page=
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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