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Aladdin's cock

日かげ いつか月かげとなり 木のかげ・・・山頭火       
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なごり花、「浜香」のクリアでシャープな香り・・・

hamagouhamagou 夏のなごり花、「ハマゴウ」の美しいブルーが見たくて、ことしも若狭・高浜を訪ねた。時期
hamagouhamagou的には、昨年より約3週間は早い。浜の夏”は終わったとはいえ、まだなごりはある。浜を渡
hamagouhamagouる風もまだ柔らかく心地よい・・・サーファーたちで賑わうまでには、未だ少し時間がありそうだ。ハマゴウ 花の最盛期は7、8月。9月中旬まで咲く。10月には青紫の果実をつけ、熟すと黒褐色になる。葉っぱを燃やして香煙を仏にささげた「浜香」が語源になっているらしい。人影もまばらになった砂浜を這うハマゴウの枝が起ち上がり、風に揺れるブルーの花が美しい・・・なごり花を観るにはグッドタイミングではなかったかと想っている。

「なごり」・・・広辞苑によれば・・・「余波」と書く
(1)風が静まって後も、なおしばらく波の立っていること。また、その波。
(2)波が退いて後に汀(みぎわ)に残る波。


「名残花」の「なごり」についてこんな記述があったので一部抜粋、転載させて貰った。

なごり。わたしはこの三文字にこそ、日本のヒミツがたっぷりとひそんでいると見ています。

「なごりおしい」というのは、過ぎ去った時間の中に想いを残していて、なおそこから連続する「今」という瞬間に余韻を重ね合わせている状態をいいます。

更にいえば、過去の想いを引きつけてきているにもかかわらず、めめしくなく、その想いを大事に両の腕で抱きしめている状態が「なごり」なのです。

何かの理由で心と場所が同時に空白になる。そこに念が残っていく。それが「残念」というなごりです。

なごりは「波残」と綴ります。風が吹き、波を揺らし、その風がおさまったあとでも、ほんのわずかに波だった状態。あるいは、波が打ち寄せ、その波が引いたあとにも砂浜に微かに残る沫のような波がありますが、あの状態そのものが「波残」なのです。「名残」と綴るのは当て字です。

◆その三十六:色はにほへ都:読み物L-wave(えるウェーブ)~リビング静岡~




◆ハマゴウ クマツヅラ科 ハマゴウ属=植物生態研究室(波田研)=














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時々、照れ隠しに『淫蕩火』を名乗るエロ老人。



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