





「なごり」・・・広辞苑によれば・・・「余波」と書く
(1)風が静まって後も、なおしばらく波の立っていること。また、その波。
(2)波が退いて後に汀(みぎわ)に残る波。
「名残花」の「なごり」についてこんな記述があったので一部抜粋、転載させて貰った。
なごり。わたしはこの三文字にこそ、日本のヒミツがたっぷりとひそんでいると見ています。
「なごりおしい」というのは、過ぎ去った時間の中に想いを残していて、なおそこから連続する「今」という瞬間に余韻を重ね合わせている状態をいいます。
更にいえば、過去の想いを引きつけてきているにもかかわらず、めめしくなく、その想いを大事に両の腕で抱きしめている状態が「なごり」なのです。
何かの理由で心と場所が同時に空白になる。そこに念が残っていく。それが「残念」というなごりです。
なごりは「波残」と綴ります。風が吹き、波を揺らし、その風がおさまったあとでも、ほんのわずかに波だった状態。あるいは、波が打ち寄せ、その波が引いたあとにも砂浜に微かに残る沫のような波がありますが、あの状態そのものが「波残」なのです。「名残」と綴るのは当て字です。
◆その三十六:色はにほへ都:読み物L-wave(えるウェーブ)~リビング静岡~
◆ハマゴウ クマツヅラ科 ハマゴウ属=植物生態研究室(波田研)=

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