

木立の下の流れに向かって斜面を覆うピンクの花の一群・・・釣船草が夏の終わりから秋を


彩る。珍しい花ではないけれどそのカタチの不思議にはいつも囚われてしまう。見れば観るほどエロティックでファンタスティックな花は、送粉昆虫のマルハナバチに合わせて花の形態が進化し、潜り込むのに最適なサイズやカタチになったらしい・・・このような、花粉媒介を行う動物(送粉者)の種類や受粉(送粉)様式に合わせて特化した花の特徴(形質群)など、一連のコトを「送粉シンドローム」と呼ぶらしい。このツリフネソウ、不思議なのはカタチだけではないらしい・・・花の咲き始めは雄性期で、後に雌性期に変化し、雄しべが花粉を出し終わる頃に丸ごとポロリとはずれ、雌しべが現れる仕組みになっていて、性転換はツリフネソウ属の特徴でもあるらしい。珍しいカタチの花だけあってベンキョーさせられることの多い花でもある。
◆ツリフネソウ 花のつくり=花*花・flora=
◆ツリフネソウ=Y.HADA'S Home Page)=
◆ツリフネソウ科=植物生態研究室(波田研)=
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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