

「ヒヨドリジョウゴ」の花が咲く頃・・・と、久しぶりに丹波・白髪岳を訪れた。以前に利用してい


た駐車場は閉鎖されていたので少し手前の空き地に駐めた。車の周りにはツユクサ、キンミ

ズヒキ、ゲンノショウコが群生、ミョウガやツチアケビまであった。登山道までのあぜ道を観察しながら歩くだけで退屈することもなく、時間がどんどん過ぎていく・・・三草山から約20kmばかり丹波域に入っただけで、これほど自然環境に変化があるとはオドロキ、モモノキ、・・・ノキなのだった。その昔、登山者の姿を見れば千切れんばかりに尻尾を振って近づき、媚(コビ)を売り、走り回っていた、「アキコ」という名(私が勝手に命名)の妖犬を呼んでみたけれど反応は無し・・・そこへ刈り掃い機を持った初老のお嬢さんが現れ、「いつの頃からか、アノ犬は姿を見せなくなりましたよ・・・」と教えてくれた。このお嬢さんに、ここの自然環境の良さ・・・群生する野草の花や植物、駐車した空き地や、畑の一画にあったミョウガの話をしたら「それ、採りに行きますか・・・」と、気っ風のいいお嬢さんとの一会に気分は秋晴れ・・・絡んだツルに手を伸ばした女が
「この赤い実をどうしても食べてみたくなって・・・」と、言っていた辺りまで来たらヒヨドリジョウゴの白い花が咲いていた。なまえは確か「アキコ」と名乗ったような・・・アノ初老のお嬢さん・・・。
二年前の冬、ヒヨドリジョウゴの赤い実を実際に食べてみた、秋の月さんからこんな歌が寄せられていたのでここに転載させていただきました。 ここに来て 咳に効くかと 赤い実を
われは愛でつ 苦きあの花・・・秋の月
この花の 毒ある赤い実 ひよどりの
笑い上戸に 泣き上戸とは・・・秋の月
凍てる山 赤い実ばかりの 白日夢 ・・・・・を想う・・・・・
ヒヨドリの 白き花舞う あき山歩 ・・・・・なのだった・・・・・
◆ヒヨドリジョウゴの赤い実・・・(【Aladdin's cock】 )
◆赤い実を喰う・・・(【Aladdin's cock】)
◆冬晴れの白髪岳・・・(【Aladdin's cock】)
◆喰われもせず 淋しさきわだつ 実の紅さ・・・淫蕩火(【Aladdin's cock】)
◆花咲くヒヨドリジョウゴ・・・(【Aladdin's cock】)
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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