

釣り鐘に似た小さな花が目を惹き、淡いブルーが美しい。「ツリガネニンジン」には「トトキ」と

いう古名があり「トッテオキのご馳走」という意味で、トッテオキがトトキになったとする説もあるほどのよく知られた山菜でもあるらしいのだ。春の若菜を摘んで和え物、お浸し、油炒めにし、太い根茎は日干しにしてキンピラや和え物にする・・・また、根を日干しにした物は「沙参(シャジン)」と呼ばれる有名な漢方薬で、痰切りやのどの痛み止めとして知られている。花が釣り鐘状で、根が朝鮮人参に似ていることから「ツリガネニンジン」の名が付いたらしい。よく似たソバナやイワシャジン(岩沙参)の花が咲くのもこの頃で、イワシャジン(岩沙参)は岩に生えるツリガネニンジンという意味らしい。一度は、お目に掛かりたいとは想うけれど、ソバナもイワシャジンも、未だ私は観たことがない。
◆キキョウ科=植物生態研究室(波田研)=
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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