
荒れ地や土手によく茂る蔓性植物・・・クズの紅い花はよく目立つ。大きな葉が雑草や他の植物に被さり、辺り一帯を覆い尽くして陽光を独占しているさまをよく見かける。風に煽られて、ひるがえる白い葉裏の合間にかいま見えるクズの花の紅い色にハッとさせられるのもこの頃だ。クズの花の色は、淡紅色から徐々に濃い紅になり、さらに紫へと変化していく・・・鮮やかというにはやや暗く、その姿も、美しいというには異形でもあり、妖しくも美しい“妖艶”というコトバが似合いそうだ。これ
↓は葛を詠んだ折口信夫のよく知られた歌らしい。折口信夫という名前は知っているけれど、この歌は初めて知った。100%天然の葛粉だけを『本葛』と呼び、100%以外の葛、ジャガイモなどのでん粉を葛に混ぜた物は「くず粉」と呼ばれ、店頭に出ているのはほとんどが「くず粉」なのだ。近ごろでは『本葛』と謳いながら、混じり物もかなり出回っているらしい。
『海やまのあひだ』 釈迢空(折口信夫)
葛の花 踏みしだかれて、色あたらし。
この山道を行きし人あり
◆「踏みしだかれた」・・・葛の花(
【Aladdin's cock】)
◆”とくさん@ねっと” 「葛(くず)」と「薩摩(鹿児島)」!◆「本葛」天野屋…垂水市二川 - 見見楽楽 ~九州ぶらり放浪記~
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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