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Aladdin's cock

日かげ いつか月かげとなり 木のかげ・・・山頭火       
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増殖する、スーパー・テッポウユリ・・・

S Easter lilyS Easter lily 先日、当ブログの掲示板、
あしアト do_On!NO.2290.秋の月 >「タカサゴユリ」が、
S Easter lilyx2012-08-30 001 019_R一掃され「シンテッポウユリ」が進出していると他のblogで知った・・・とのコメントが寄せられ、「スワッ!今度は“スーパー・テッポウユリ”の出現か!?」とモノ好きボケ老人は、にわかに色めき、時々お訪ねするサイト 六甲山花紀行で画像を確認し、今まで漠然と眺めてやり過ごしていた「タカサゴユリ」をじっくりと観てみようと自動車道の法面などを観察に出かけた。真夏日の朝、在来種であろうがそうでなかろうが、純白の清々しい花に出会えば心を洗われるような気分にもなるし美しい!すがたかたちは、どう見ても「タカサゴユリ」なのだが確かに筒状の花の外側に赤い縞がない・・・群落の中へ踏み込んで観察すれば、縞が全くないモノや、ぼんやりとぼかしになっているモノ、それにクッキリと縞があるものなど全てが混在しているように思う。そして、縞のないモノを「シンテッポウユリ」と呼んでいるらしい。そもそも「シンテッポウユリ」の両親は原産地が「台湾のタカサゴユリ」と「南西諸島産のテッポウユリ」が交雑した結果の産物と言われているようだが、ハーフ → クォ
S Easter lilyS Easter lilyーター・・・を止めどなく繰り返していけば雑多なモノが混在するようになる・・・とはシロートにも
S Easter lilyS Easter lily想像がつく・・・コレを進化というのかどうかは知らないけれど“るつぼ状態”になるのは自然の成り行き・・・いろいろあって当然、果たして、縞のないモノだけが「シンテッポウユリ」と言い切れるのかどうか・・・こんなコトを考えながら検索を繰り返していたら、とあるサイトにこんな記述があったので転載させてもらった。

「シンテッポウユリは、純白色のタカサゴユリとテッポウユリの種間雑種を育成し、これにテッポウユリを交配して育成したものが最初で、その後育成された新品種は、両種の種間雑種にテッポウユリをくりかえし戻し交雑することにより、播種から1年以内の開花性を残しつつ、テッポウユリの草姿、花容、品質などの特性を強化した育種が行われて生まれたもののようです(「花専科 育種と栽培 ユリ」(誠文堂新光社)

これならシロートなりに白い「シンテッポウユリ」という種の存在も納得できる。そして「シンテッポウユリ」存続のためにはテッポウユリをくりかえし戻し交雑することが欠かせぬポイントとなるらしいことも理解できる。ただ管理可能な園芸種の場合はいいとしても、それ以外の環境、たとえば自動車
S Easter lilyS Easter lily道の法面など野放し状態を想像すれば、文字通り「交雑」が際限なくくり返されていくワケで・・・
S Easter lilyS Easter lilyドロドロ、ズブズブの乱交状態の結果としての産物が出現するのは明白で・・・縞がないから、色が白いから、シンテッポウユリとは言い切れず、縞なし、ぼかし縞・・・等々、辺りにあるモノすべてを「スーパー・テッポウユリ」とでも呼ぶことにしますか・・・いかなる環境からの産物であろうとも美しいモノは美しい!のです。それが神のみぞ知る自然界の成り行きということになるのでしょう。それから「シンテッポウユリ」その強力な繁殖力で増殖を繰り返し在来のテッポウユリやタカサゴユリをはじめ他のユリに取って代わるのではないかという危惧も“成り行き”としか言いようがないけれどこんな記述もあり、大自然界の営みにムダはなし・・・お天道さまや、お月さまは全てお見通し・・・キットうまくいくハズ。

タカサゴユリはよく種子を稔らせ、風によって種子を散布する。侵入した1年目は茎を形成せず、数枚の細長い葉を伸ばすだけである。頼りないようであるが、余分な部分がないので、葉で得た光合成産物をセッセと球根に溜め込んでいる。2年目(3年目か?)には花茎を出して開花する。次年度にはさらに大型となり、太い花茎を出して多数の花をつける。
 どんどん大きくなって繁茂するかと思えば、たくさんの花を咲かせた次の年には、ぱったりと見えなくなってしまう。ユリの仲間はビールスによって障害を受けやすく、長期間同じ場所に生育しにくいことが知られている。同じ場所に長居したために病原菌などが増加したのではないかと思っている。いわゆる嫌地現象、あるいは連作障害である。
 他のササユリなどの種に関して調査したわけではないが、ササユリ・コオニユリなども同様なライフサイクルを持っており、侵入した時点においては茎を持たない状況で生育を開始し、十分に球根に栄養分を備蓄できた段階で花茎を伸ばして花を咲かせると考えられる。この間、十分な日照が得られる立地環境であることが必要である。開花するようになって、長期にわたって生育することは困難であり、新たな場所へと移り住むものと思う。



◆戻し交配(バッククロス)の意味教えて... - Yahoo!知恵袋
◆シンテッポウユリ 六甲山花紀行
◆タカサゴユリ(石川の植物)
◆福岡県庁ホームページ シンテッポウユリ出荷はじまる!!
◆タカサゴユリ / 国立環境研究所 侵入生物DB
◆シンテッポウユリ(タカサゴユリとテッポウユリとの交雑)
怠け者の散歩道/ウェブリブログ

◆shu(^^) Homepage, シンテッポウユリ
◆「連作障害」「嫌地現象とは(養分のアンバランス 嫌地物質)








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近頃は吉田日出子の「リンゴの木の下で」を聴いては
ホロリと黄昏れている・・・
時々、照れ隠しに『淫蕩火』を名乗るエロ老人。



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