

8月6日、「けさの月」にカメラを向けながら、濃いブルーの空を眺めていたら、広島に原爆が投下されてから、もう67年目になるのか・・・八月の青い空を見るとき、かなりボケた脳をかすめるのは、どういうワケか、いつも“終戦間際の夏”なのだった・・・大した戦争体験がある年令でもないのに・・・である。“B29”の大編隊による神戸大空襲・・・焼夷弾や絨毯爆撃に街が燃え上がる炎、その明かりに浮かび上がる六甲の山並み、遠く、こんな光景を見ていた田舎の高台。2機で急降下を繰り返し、山間の小さな飛行場を次々と破壊していく
グラマン(F4F)・・・近距離なら当時の戦闘機は、そのパイロットの誇らしげな顔まで確認できた。公会堂の脇に立てられたチャーチル英首相のわら人形と腹部に描かれたユニオンジャック、その側に立てかけられた竹槍、玉音放送など記憶の欠片が湧き上がってくる。


60数回も繰り返されてきた誓いのコトバ、今年もまた、恥ずかしげもなく繰り返されるのだ・・・「広島・長崎で過ちはもう繰り返しません」・・・と。記念式典で「過ちはもう繰り返しません」と野田総理に言われても、この人のコトバには血も通わず、生気のない、人間としての感情や感性すら感じ得ない堂々とした態度・・・恐怖すら覚える素晴らしき鈍感・・・また、嘘を聞かされてしまった。この日(8/6)の朝刊(ローカル紙)一面には
“広島原爆忌”の記事は見当たらず、ロンドン五輪の記事ばかりが派手に踊り、メダルを獲得した選手たちの
“優等生コメント”ばかりがズラリと並ぶ・・・広島や長崎の
「原爆忌」だけではなく
「福島の原発忌」までも
“風化”は確実に進んでいるようだ。
◆野田首相あいさつ全文=広島原爆忌(
時事ドットコム)
◆6月5日、前回をはるかに上回る、350機のB29の大編隊が神戸を襲いました。2時間以上もの間、東京大空襲の約2倍の、3000トンもの焼夷弾を、この狭い町に、繰り返し、繰り返し、投下したそうです。(
神戸大空襲)
◆神戸沖には、5月3日から機雷投下がはじまった。さらに7月24日には、神戸市にある川崎車両、三菱重工業、神戸製鋼所、国有鉄道工場(鷹取工場)に模擬原爆が投下された。原爆投下のための訓練として、爆薬が装てんされたプルトニウム型原爆(長崎型原爆)と同重量、同型のパンプキン爆弾の目標となったのである。(
神戸市文書館 米軍資料にみる神戸大空襲)
◆なぜ広島に原爆が投下されたのか◆V-22 オスプレイ(Osprey)(
Wikipedia)
◆ミサゴ(Osprey)(
Yachoo! オンライン野鳥図鑑 )
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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