

もう咲き始める頃ではないかと気になっていた花、「夕萓(ユウスゲ)」を“猛暑日”の午後、観


察に出かけた。広い原っぱを歩き回りやっと見つけたユウスゲの茎は50cm~100cm位に伸び、まだ若いモノを含めても約30~40本はあった。昨年と比べてかなり増加し、辺りは群生の雰囲気すらある。何本かにはつぼみも見られるが、容赦なく照りつける太陽に開花はほど遠く、つぼみは固く閉じたままだった。夕方から咲き始め、夜明けとともに閉じる一日花といわれている「夕萓」・・・咲き始める夕方とは何時頃になるのか・・・夕方まで待つことにした。こんな日のコモウセンゴケやトンボソウはどうなっているのか・・・珍しい植物は出ていないか・・・暇つぶしに見て回ったけれど珍しいモノは何もなし。結局、3時間余り待った5時過ぎから、再度、夕萓の群生する辺りまで行ってみたら、開花しているではないか・・・レモンイエローの見事な花を開花したモノが数本あった。夕方とはいえどもこの時期の五時半頃では、太陽もまだ高く、やや西に傾いてはいても強烈な日照りに何ら変化はないと思うのだが・・・どのあたりで“夕暮れ”と判断しているのか自然の営みとはいえ、“不思議のネタ”には尽きることがない・・・「夕萓(ユウスゲ)」は、確かに夕方から咲き始めるのだった・・・夕萓の時・・・山風の午後。
◆この匂い、生娘の匂いやない・・・コレは愛人の匂いやねぇ・・・(
ユウスゲな日の“夕萓の君”・・・【Aladdin's cock】)
◆ムシ集(タカ)る・・・夕萓の朝(
【Aladdin's cock】)
◆ユウスゲ ユリ科ワスレグサ属(
植物生態研究室(波田研))
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
click!
- 関連記事
-