

「タケニグサ」別名、囁草(ささやきぐさ)ともいわれているらしいが、どのあたりが何をどう囁くのか・・・大づくりのコノ植物の姿からは想像も出来ないような呼び名ではある。小さな花が咲いた後、豆のさやのような果実(さく果)をつける。この果実が風に揺れるとカサカサと響くらしい・・・この音が“ご先祖さんの囁き”に聞こえるので盆花としても使われていたらしい。ちょっと風変わりな姿から外来種と考えられていたらしいが、日本古来からの背丈の大きな草で、ちょうど今頃が、花が終わり果実(さく果)が囁く頃になり、夏真っ盛り!!また、種子にオマケ(エライオソーム・種枕)をつけて、アリに運んでもらうアリ散布植物でもある。畑の周辺や道路の法面のような不安定な所にいち早く進出する植物群を先駆植物と呼ぶらしいが、タケニグサはその代表的な植物で、町なかの造成地等にしばしば顔を出し、その大きな異様な姿で人目を引き、雑草が生い茂り始めると先駆植物の常としてその姿を消す。帰化種のように見えても日本に古来からある花なのだった。
◆アリ散布植物(エライオソーム)(
46 植物豆知識あれこれ・・身近な野草)
また、漢方薬局のサイトにこんな記述もあった・・・。
タケニグサは、別名ササヤキ草とかチャンパギクとも言われていますが茎を折ると黄色の汁が出てきます。これを、水虫にじかにつけますが、葉と茎、根を水で煮出してエキスを取り、それで水虫の個所を洗うのも良い方法です。煮出す時には、始めの量の半分に汁が煮詰まるまで、コトコトと煮出します。冷めてからビンに入れ、蓋をピッチリしておきます。
(効用)
黄色の汁の中にはプロトピンやザンギナリンなどのアルカロイドが含まれていて、コレが水虫の治療に有効です。非常に成分が強いので、水虫以外の皮膚には絶対につけないように気をつけてください。
(頑固な水虫にタケニグサのエキス
[熊野古道、千年ロマン、ツルカメ堂へ、薬草健康マガジン] )
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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