

イシモチソウという植物を最初に知ったのもコノ山(三草山)なら、その花を初めて見た日も三年前の5月20日・・・この日から3日間


連続で三草山通いをして狂ったようにイシモチソウを撮影した形跡がある。まだ、三草山を歩き始めた頃で、コノ山にこんな植物があ


るなど想ってもみなかった頃のハナシなのだった。「イシモチソウ」について少し調べてみたら、湿った荒れ地などには生育するが、湿


原には生育せず、尾根筋の粘土の多い痩せ地や明るいマツ林中にも生育すると言われていて、三草山の尾根筋辺りはイシモチソウが生育するための好環境が整っているようで、シーズンともなればイシモチソウが
“兵庫県レッドデータCランク”の植物であることがウソのように思えてくる・・・茎の高さは20cm前後で、葉に長い腺毛があり、粘液球で小さな虫を捕らえて、消化・吸収する食虫植物なのだ。夏のはじめに小さな(約1.5cm)白い花を咲かせる。虫媒花でありながら、虫を喰ってしまうという矛盾したことをやっているけれど、食べる虫と媒介する訪花昆虫の種類が異なるらしい。今回の画像で花に訪れている虫は「オドリバエ」の仲間らしいのだが、この食虫植物、夏の盛りには休眠してしまう。因みに、「草花火」という名前の植物は北米産園芸種に存在するらしいけれど、長い腺毛に煌めく粘液球をちりばめたイシモチソウの葉こそ「草花火」に相応しく、コレを除いて「クサハナビ」と呼べるような植物は存在しないと頑なに想い込んでいて、ついでに「ド~ンと鳴った 花火だ きれいだな・・・♪」と文部省唱歌まで思い出してしまうボケ老人、独断と偏見の初夏なのだった。
【花火】 文部省唱歌
どんとなった
花火だ
きれいだな
空いっぱいに
ひろがった
しだれやなぎが
ひろがった
どんとなった
何百
赤い星
一度にかわって
青い星
も一度かわって
金の星
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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