



ハマヒルガオの由来を調べるため、青森県から鹿児島県奄美大島まで全国の海岸62カ所でサンプルを採取し、琵琶湖の10カ所で集めたものと比べた。
核や葉緑体のDNAを解析した結果、琵琶湖のものは独自の遺伝子の型を持ち、海岸で採取したどのタイプとも大きく異なっていた。
琵琶湖は400万年前にいまの三重県上野盆地に形成され、形を変えながら北上して今の位置に至ったとされる。今回の研究では、湖岸のハマヒルガオはこの歴史の中で海から琵琶湖に入り込み、内陸部に封じ込められたまま独自に進化しつつあると結論づけた。
瀬戸口准教授によると、湖岸のものは塩分に弱く、葉が小さいなどの特徴がある。海のものから分化し、新たな種が生まれつつある状態という
琵琶湖が長期間、海と隔離されたためとみられ、瀬戸口准教授は「進化史的に重要で天然記念物に指定されてもおかしくない」としている。
◆浜昼顔咲く・・・若狭・和田浜(【Aladdin's cock】)

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