

降って涌いたように、唐突に現れた春に引っかき回されて季節の移ろいを静かに愛でるヒマもなく、どうなることやら・・・と思っていたら、桜が散


り若葉が芽吹き始めたら風向きが変わったようだ・・・いいタイミングで訪れた三草山は、夜来の雨に洗われて生気を取り戻し見事な萌葱色に染まっていた。三草古道、ビューポイントからの景観はいつ来ても素晴らしい!心地よい風に吹かれながら昼食をとっている間に三人が下っていったけれど、それぞれに感嘆の声を漏らしては暫し立ち止まり、カメラを向けシャッターを切る。無言で通り過ぎた人はいなかった。こんなポイントがコノ山にあったとは知らなかった・・・と口を揃える皆さんに新しいビューポイント(二段目の画像)がバイパス(古道⇔炭焼き窯跡)にあるので是非行ってみて・・・とガイドしておいた。私たちも帰る途中に立ち寄ってみたけれど、最高の新緑景色に巡り会えたと思っている。このビューポイントへは三度目になるが縄師・K氏思いやりイッパイのテーブルまで設置されていて更にバージョンアップ、居心地の良さに、ついつい長居してしまう・・・山友、縄師・K氏の心づくしに感謝々々・・・。


同行した秋の月さん持参の植物図鑑など紐解きながら大真面目な植物談義に花が咲いた・・・この図鑑がいい!「神戸・六甲山の樹木ハンドブック」(清水孝之著)、神戸・六甲山に絞り込んだ樹木図鑑で新書版350ページに渡るパワーのこもった価値ある図鑑なのだった。著者の清水孝之氏はまだお目に掛かったことはないけれど
「神戸・六甲山のチョウと食草」(
【Aladdin's cock】)の著者のひとり、今給黎靖夫氏とともに、私が自然界の諸々に好奇心を持ち始めた頃、いま思えば恥ずかしいような質問をぶっつけさせて貰った入門時の恩師でもあるのだった。ドシロートが誰に尋ねようかとネット上を泳ぎ回り直感だけを頼りに“白羽の矢”を立てたのがコノご両人だったというわけだが、ドシロートの眼力も捨てたものではなかったと現在イマも思っている。ご両人ますますのご発展を願って止まない。
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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