

例年より遅れて咲いた桜が散り始め、初夏を想わせる風が吹く瀬戸内の浜にはハマダイコンの花が咲いている。大根の花によく似た薄紫の花


は、華やかというよりも、花びらの筋や薄紫色のグラデーションになんともいえぬ味があり、品格さえ漂わせている美しい花なのだった。ハマダイコンにもご多分に漏れず、栽培のダイコンが古い時代に野生化したもので、牧野富太郎によると肥料を与えて栽培すると普通の大根になるという説があれば、10年ほど前に遺伝子レベルでの比較検討が行われた結果、栽培ダイコンとは一致しないことから栽培ダイコンが野生化したものではなく、古い時代に原産地である地中海沿岸から中国を経由して人為的に入ってきた野生ダイコンが起源であるとする説まであり、ネットで検索すると大方の記事に「ダイコンが野生化したもの」として出てくるが、遺伝子レベルで調べた結果の方が信頼性に優るように想えるが、果たして、これから先はどう落ち着くのか・・・ボケ老人にはどちらでもいい話ではある。
◆ハマダイコン アブラナ科 ダイコン属(
西宮の湿生・水生植物)
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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