

雨混じりの丹波路は白い花が似合う・・・と、勝手に思い込んでしまえば、確かにそう見えてくる・・・ヤマザクラの葉が薄茶色から黄色味を帯び


てくるようになれば、山はもう新緑・・・萌葱色に彩られた山肌のパステルトーンが美しい。春から初夏へと向かう“風薫る季節”には、単に白い花が多いだけなのかも知れないけれど・・・。今回の白い花、ミヤマカタバミは晴れていても日光が当たっていないと開かず、夕方には花を閉じてしまうので開いた花にはなかなかお目にかかれない。ヒメウズは和名を「姫烏頭」と表記、地中の根茎の形から名付けられたとも言われている。因みに、仲間であるトリカブト類の根を「烏頭」「ぶし」「ぶす」と呼ぶらしい。キンポウゲ科トリカブト属の根は有毒。痛風、脚気の薬や利尿剤、殺虫剤、麻酔薬などに使われ、別名トンボグサ、チンチングサとも言う。コショウノキは「胡椒の木」と書くので香辛料のあの胡椒をイメージしてしまうけれど、あのコショウとは無縁で、ジンチョウゲ科の常緑低木で、花もジンチョウゲによく似ている。コショウノキの言われる理由は赤く熟した実に辛味があるため・・・など言われているけれど、例によって確かなことは判らない。
◆ミヤマカタバミ(
植物生態研究室(波田研))
◆ヒメウズ (
植物生態研究室(波田研))
◆コショウノキ(胡椒の木)ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属(
神戸・六甲山系の樹木図鑑)
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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