

春先に南下したシベリア寒気団が影響したか、花の咲き方が例年とは少し違うと想いながら畦道を歩いていたら・・・春の七草・・・
「芹 なずな 御行 はくべら 仏座 すずな すずしろ これぞ七種(ななくさ)」のナズナの花が咲いていた。昨年はどうだったかと自身のblogを遡ってみたら
ペンペングサが震えた日・・・(
【Aladdin's cock】)と記していて、どこで撮ったかは忘れたけれど昨年も同じ頃に咲いている。奇しくも、あの日
“東日本大震災”から丁度一年が過ぎたことになる・・・朝からTVは“アノ日”を回顧する画像や話題で持ち切りだ・・・ナズナの別名に「ペンペングサ」という呼び名があり、
「・・・ペンペングサガ生える」とか「・・・ペンペングサも生えない」といった言い回しが使われることがある。土地が荒れて来ると「ペンペングサが生え」、もっと荒廃すれば「ペンペングサも生えない」土地になるということらしい・・・先日来、報道されている原発事故を独自に分析したアメリカの公表された3000ページ以上に及ぶ議事録には、アメリカ当局が事故の発生直後から独自に情報の収集や分析に努め、対応を検討した経緯が詳細に記され、最悪の事態を想定し、避難などの対応を検討していたことが明らかになった。原発事故の当事者である我が国はといえば、先日(9日)、東日本大震災を受けて設置した原子力災害対策本部や緊急災害対策本部などの議事概要を公表したけれど、録音記録がほとんどなく、関係者のメモを頼りに作成した76ページのパッチワーク文書程度のもので、後の検証に耐え得るような記録とはほど遠いモノであるらしい。事故対応に見える日米危機意識の違いといえばソレまでのハナシではあるけれど、東電首脳部や我が国の政治家センセ方のノーミソにペンペングサの花くらいは咲くのか、どうか?・・・ペンペングサも生えないような気がしてならない・・・とシャミセングサ騒ぐ春の午後なのだった。
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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