穏やかな 晴れを約束 朝の霜・・・朝の霜は昼の穏やかな晴天を約束してくれる・・・こんな記述から始まる、少し専門的なサイトから、普段は気にも止めなかった「霜」に関する知らなかった話を少し拾い出してみたら面白いけれど小難しい。「霜」は、雪の結晶と同様に、大気中の水分が
昇華凝結=固体が液体の状態を経ずに直接気体に変わる現象。および、この逆の気体になってのち再び固体に戻る現象もいう
=してできるもので、とにかく野外にある物の表面には、いたるところに大きく成長した霜が付着することがあるけれど、冷え込みが厳しく気温が氷点下まで下がった時には必ず一面の霜景色になるかというと、そうでもないらしい。気温が低くても、日によっては霜が全然見られない朝もあり、そんな日は、単に冷え込みが厳しかったなあというだけの、「寒々とした朝」だったということになる。霜が大きく成長するか

どうかということは、雪の結晶と同様に、大気中の水蒸気が多いか少ないか、ということが影響しているらしいので、昇華凝結の条件が整えば、至る所に大きく成長した霜が付着し、草や木、家や車も、辺り一面・・・野外にある全てのものがキラキラ輝く霜景色が展開されるというワケなのだった。要するに朝に霜が多く見られる時には夜間の天気がよく、朝の冷え込みのひどい時で、こうした時には日本が大陸の高気圧の勢力圏内に入る時で、少なくとも2日くらい晴天が続くことが多いといわれる。
よみ: 朝霜(あさしも)の、消(け)なば消(け)ぬべく、
思ひつつ、いかにこの夜を、明かしてむかも
意味: 朝霜(あさしも)が消えてしまいそうなくらいに、(私が消えてもいいくらいに)
想いつづけて、どんな風にしてこの夜を明かしたらよいでしょうかこんな歌が詠まれた、万葉時代の朝霜と現代の霜景色には、果たして、どんな違いがあるのか・・・それとも、朝霜のある冬景色には時代を超えても変わらぬ趣があるのか、ないのか・・・どうでもいいようなことを想ってしまうボケ老人の寒い朝なのだった。
◆昇華凝結(
氷鑑2)
◆相転移とは、物質の状態が変化することをいう。ここでは気体である水蒸気が液体の水を経ずに固体の氷へ変化したことをさしている。この変化を昇華凝結という。(
氷鑑2)
◆ひょうしょう【氷晶】(
氷晶 | 学習百科事典 | 学研キッズネット)
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
click!
- 関連記事
-