

山友・・・縄師・Kさん、秋の月さんと晩秋の三草山を歩いた。好天に恵まれ、次々とやってくる登山者で駐車場はいっぱいになり、これほどの


賑わいを見るのは久しぶり。ビューポイントから眺める辺りの山並みは鉄錆色に染まり、遠く明石大橋の向こうにキラリ煌めく大阪湾まで、見事な


景観が展開され、深まる秋を心ゆくまで楽しませてくれる。この山を歩き始めてから久しいけれど、これほどの秋色景色に巡り合ったのは初めてだろう・・・錆色から寂色へと深みを増す、そのグラデーションに心奪われて・・・
色は匂へど散りぬるを、我が世誰ぞ常ならむ・・・思わず、うろ覚えの“いろは歌”など呟いてしまうのだった。
色は匂へど 散りぬるを
我が世誰ぞ 常ならん
有為の奥山 けふ越えて
浅き夢見じ 酔ひもせず
「匂いたつような色の花も散ってしまう。この世で誰が不変でいられよう。いま現世を超越し、はかない夢をみたり、酔いにふけったりすまい。」などと、仏教的な無常観を歌った歌と言われ、有為の奥山とは、無常の現世を、どこまでも続く深山に例えたとも言われている・・・俗物・エロボケ老人をも、こんな高みにまで遊ばせてくれる寂色の秋は深い。そして、素晴らしい山友に感謝!
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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