

オオイヌノフグリとそっくりの花を咲かせる「オオカワヂシャ(大川萵苣)」という草本が花を咲かせていた。図鑑によれば、花期は4~6月とあるのに、撮ったのは10月も下旬の頃だった。オオカワヂシャは5月の水辺に群生し、オオイヌノフグリとそっくりの花をつける・・・それもそのはず、同じ科で同属なのだ。ユ-ラシア大陸原産の帰化植物で、日本在来のカワヂシャが環境庁のレッドデ-タリストに準絶滅危惧種として載っているのに対し、オオカワヂシャはあちこちで繁茂


し、ちょうどオオイヌノフグリとイヌノフグリの関係にあると言われ、その上に、イヌノフグリと違うのは、カワヂシャと交配し、結果、ホナガカワヂシャという新種が出現、カワヂシャ、オオカワヂシャ、ホナガカワヂシャの区別が難しく花の色や葉の特徴などで見分けるのだが、素人には、なかなか難儀なコトのようなのだ。名の由来は若葉がチシャのように食べられる事から、川に生えるチシャと名付けられたらしい。因みに、チシャとは「レタス」のこと。
◆オオカワヂシャ ゴマノハグサ科 クワガタソウ属(
西宮の湿生・水生植物)
◆カワヂシャ ゴマノハグサ科 クワガタソウ属(
-西宮の湿生・水生植物-)
◆オオカワヂシャ ゴマノハグサ科 クワガタソウ属(
-西宮の湿生・水生植物-)
◆ホナガカワヂシャ ゴマノハグサ科 クワガタソウ属(
-西宮の湿生・水生植物-)
◆オオイヌノフグリと類似種(ゴマノハグサ科|オオバコ科) (
福原のページ(植物形態学・生物画像集など)
)
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
click!
- 関連記事
-