Aladdin's cock

日かげ いつか月かげとなり 木のかげ・・・山頭火       

野菊咲く山の道・・・

ヨメナヨメナ ムカゴ採りに行った京都府、夜久野高原の山道に咲いていた嫁菜・・・「多分、ヨメナに違いない・・・」と自分勝手に思っているだけなので、正確な名前は判らない。“野菊”の同定といえば煩わしくて、いつも投げやりになり、ひと絡げに「野菊」でエエやないか・・・と思ってしまう・・・ノコンギクなどシオン属はキクではないという無粋な学者もいるという話をどこかで読んだことがあるけれど、昔から野山に咲くキク科の花はひっくるめて「野菊」と呼ばれている筈・・・野菊といえば、「後の月という時分が来ると、どうも思わずにはいられない」と始まるのは、伊藤左千夫の小説『野菊の墓』。15歳の民子と13歳の政夫のピュアな恋を描いた名作だ。『野菊の墓』の名場面は、今夜が後の月だという日、民子と政夫が畑へ綿摘みにでかけるところ・・・政夫は民子に向かって、「民子さんは野菊のような人だ」と言い、野菊が「大好きだ」とも告白する。その昔に観た映画のシーンが、鮮明に想い出されて不思議な感慨に耽る秋の夜長・・・。陰暦8月の十五夜に対して、9月十三夜の月を後の月といい「無双」の名月ともいうらしい。10月9日、今年の“後の月”を、紅く燃えるような夕暮れの播磨灘というドラマティックなシーンで愛でることができたのは幸運というべきなのだろう・・・そこに咲くだけでいい花、野菊・・・。









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Tokira

Author:Tokira
写真、山歩き。
マイルス・デビスやチャーリー・ミンガスもいいけれど
浅川マキのセンチメンタルジャーニーにシビれるジャズ好き。
近頃は吉田日出子の「リンゴの木の下で」を聴いては
ホロリと黄昏れている・・・
時々、照れ隠しに『淫蕩火』を名乗るエロ老人。



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