

山友から頂戴した野菜と葡萄・・・ブドウの名前は聞くのを忘れたけれど、栽培するのに薬品など何の手も加えていない「素」のママのブドウらしい。やや小粒の実を口に入れてみたらなるほどタネもあり、素朴な味がする・・・飽きのこない味、「素の味」がした。ブドウについても少しは調べてみようと検索していたら「ブドウの白い粉」、あれはブルーム(bloom、果粉)といわれるもので、果皮の表面にあらわれる白い粉状の蝋物質なのだそうで、熟した新鮮な果実によく見られ、果実が自ら分泌したものなので人体にはまったく無害、リンゴやブルーベリーやスモモ、また、キュウリなどの野菜でもみられるという。もうひとつ、赤い色が鮮やかな唐辛子の雄「タカノツメ」・・・もう、つり下げて干すように束ねられていたものを上に向け燃えるような「赤い鷹の爪」を撮ってみた・・・唐辛子も雑学してみたら、1542年、ポルトガル人宣教師が豊後の国守「大友義鎮」に唐辛子の種を献上した記録が残されているので、間違い無くこの頃に日本へ渡来したものと言える。中国へ伝わったのが明朝の末期(1700年頃)だと言われ、日本の方が先に伝わったことになる。唐辛子の「唐」は中国のことではなく「南蛮渡来」を指すと思われ、その後に朝鮮半島へ伝わったと言えます。その証として唐辛子は今でも「倭椒」または「倭茄子」と呼ばれていることからも判る。しかし日本への渡来には、他にも、いくつかの説があるらしい。山友から頂戴した野菜の数々、現在“鷹の爪”は陰干し中・・・胡瓜、茄子、ピーマン、オクラ・・・等々どれを食べても美味しいのです。何がこんなに違うのかと考えてみたら、どうも育ち方そのものが「素」に近いのではないか・・・そんな環境が「限りなく素に近い味」を醸し出しているのではないか・・・と、「素」に拘るコト頻り・・・素ボケ老人夏の夕・・・。


「青葡萄」季語としては夏・・・
雫かと 鳥もあやぶむ ぶだうかな 加賀千代女(1703-1775)
◆一房の葡萄 有島武郎(
-5分で読む名作集-)
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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■Tokiraさま。
残暑というのも憚られるほど厳しい暑さに
閉口していますが、お元気のことと存じます。
いよいよ九月になります。
台風襲来の恐れなどありますが、
どうぞ、お元気にお過ごしください。
ご健筆を。 では、また。
2011/08/31 【
sohya】 URL #-
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