
ムシヒキアブの仲間、シオヤアブ。オスは尻尾の先端部分に白い毛があるのですぐに見分けはつく。それほど大きな体をしているわけでもないが、俊敏で獰猛・・・自身より大きな相手を餌食にすることもよくあり、口吻を躰に差し込み体液を吸う。画像ではメスが獲物を抱えたままで交尾中・・・ムシの交尾スタイルは2タイプがあって尻(生殖器)と尻(生殖器)くっつけ合う形と、オスがメスの上に乗っかかる形があるけれど、どちらを選択するかは躰の構造も影響するとは思うが、他に理由はあるのか・・・天敵に襲われても仕方の無いほどの無防備状況でこのようなスタイルを選択するには、それなりの理由がありそうなモノだけれど・・・その辺りの事情はどんなものなのかと妙な心配をしてみるけれど、コト交尾中のスタイルとなればどの生きものも“無防備”としか言いようがないのではないか。ましてや獲物を喰いながらコトに及ぶなど、これ以上の無防備はないはずだ。交尾一つの姿を見ても、色々考えさせられ、どうでもエエようなことに考えが及んでしまう不思議な日、ムシの世界も奥が深いですね・・・。生きものたちが脳によってコントロールされ続けている“哀しい性サガ”についての記述があったので抜粋転載させて貰った。興味ある向きはアンダーライン部分をクリックして下さい。
◆虫の神経系統は脳によってコントロールされているが、ところどころに脳を小さくした神経球があって、簡単な動作や各部位の細かな動作はこの神経球が司っている。おおむね脳は神経球の動きを抑制する役目を担っている。つまり、交尾のための動きは神経球が司っていて、脳を失ったオスは抑制コントロールが機能せず完全にイケイケ状態になる。
オスは引き続きメスに食われ続け、最後には生殖器のある尾端だけの存在になってしまう。それでもなお雄の生殖機能は失われず、 その形で交尾は数時間にわたって続けられるのである。(カマキリの交尾 - 俊平の雑学研究所 - Yahoo!ブログ)
◆・・・ですから、食べることによって得られる快感とセックスの快感は、切っても切れない関係があります。
人は性的な快感を得ると、脳内の「シータ波」という脳波が出ますが、物を食べた時にも同じように「シータ波」が出るのです。ということはつまり、人間の脳は食事中、セックスをしているのとほぼ同じ状態にあり、男と女が一緒に食事をすると、恋が芽生えやすいのは当然なのです。(名言語録 男と女の面白雑学④)

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