

舞鶴若狭自動車道の無料化社会実験も19日で終了すると聞いて、また、ビンボーのムシが騒ぎ、飽きもせず四度若狭の浜へ・・・。先ずは、前回訪ねた浜へ出てみたら
◆ハマボウフウ セリ科 ハマボウフウ属(
海浜・砂浜の植物-関西の花・西宮-)という植物が花を咲かせていて、見るからに逞しそうな砂浜の植物なのだった。和名は「浜防風」と書くらしいのだけれど、どうみても花を咲かせる植物など想像もできない。調べてみたらセリ科の多年草で、海浜に分布し、夏に茎が伸

び、白い小花が密集して咲く。他のセリ科の植物同様、香りが強く、葉や茎は刺身のつまや、天ぷらにして食べることができるという。また、白い根は漢方で使われ、解熱、鎮痛などの効能があるらしい。アクが少ないので生で食べることもできるが、サットゆでて和え物やサラダにして食べてもいいという。なんでもスーパーで栽培種が売られていることもあるらしい・・・砂浜の清掃作業はかなり進み、積み上げたゴミを焼く煙が高く立ち上り、ダンプカーが忙しく往き来している。ハマヒルガオを撮った辺りは手付かずのママあり、浜にいた地元のオヤジさんの話では、この辺りまでは清掃作業をしないらしい・・・気になっていた、スナビキソウやハマヒルガオなど砂浜の植


物に影響はなく、二、三日前にも、スナビキソウにアサギマダラが来ていたよ・・・と話すオヤジさんに「この向こうの浜にもスナビキソウがあり、

アサギマダラも来るよ・・・」と教えられ、早速そこへ出掛けてみた。先ほどいた浜のスナビキソウに比べて野性味に欠けるが、美しいスナビキソウが咲く、小さな半島を一周してみたけれど見事な景観に感激、よく整備された公園にテントを張り心地よい風に吹かれながら昼食、昼寝・・・と静かな若狭の午後を満喫し、夕暮れの自動車道へ・・・また来シーズンも楽しめそうや・・・。


持つべきは友・・・いつもBlogを見ていてくれる友より、テントの上二枚の画像は「スナビキソウ
(←左の2枚)」に似ているけれど、あれはハマボッス(浜払子)ではないかと思うのだが・・・とのメールを貰い、早速調べてみたら間違いなく「ハマボッス(浜払子)」だった。やはりこの辺りも、スナビキソウはもう終わりの時期に差し掛かっているのだろう・・・ここも来シーズンの楽しみに・・・ということで。
◆ハマボッス (サクラソウ科 オカトラノオ属)=植物生態研究室(波田研)=因みに、「浜払子」の「払子」とは、果実をつけた茎の形が払子(ほっす)に似ているから・・・。払子とは禅僧が煩悩を払うために用いる法具で獣の毛や麻などをたばねて柄をつけたもの。全体の様子を仏具の払子に見立てたところから付いた名前らしい。
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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