

イカリソウの花を撮りに行ったら、
エンレイソウ(延齢草)が群生していた。エンレイソウも不思議な姿をした植物だという程度の知識だけで現在に至っているのだけれど、見れば見るほど不思議な姿をしている。誰がデザインしたという訳でもないのに見事なスタイルには驚かされる。エンレイソウも、種子をつくると地上部を枯らす「春植物」の一種でスプリング・エフェメラルとも呼ばれ、“春の妖精”の仲間でもあるらしい。花は、種を落としてから花をつけるまでに15年前後もかかり、一度花を咲かせたあとの寿命は、30~50年ともいわれている。エンレイソウは種間交雑が激しくアカミノエンレイソウ、クロミノエンレイソウ、アオミノエンレイソウなど色々あるらしい。

エンレイソウには花弁は無く、花のように見えるのは萼片で、白い花を咲かせる
オオバノエンレイソウや
ミヤマエンレイソウには花弁はあり、3枚の花弁、がく、葉を持つことから、エンレイソウ属植物は、「3のユリ」を意味するTrilliumと名付けられていて、別名には、タチアオイ、ヤマソバ、アメフリボタン等の名がある。いずれにしろ不思議な植物で北海道大学の校章にデザインされており、拘りの学者先生も居られるらしい。
◆北海道大学の校章にデザインされているオオバナノエンレイソウ。20年以上にわたる調査の結果、この植物は不思議な一生を送ることがわかりました(
いきものがたり | 北海道大学 理学部 生物科学科(生物学))
↓オモロナイ
!写真がイマイチ
!・・
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